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第5回子どものホスピス視察ツアー報告~くもの木さん~

2014年4月9日

第5回子どものホスピス視察ツアー報告~くもの木さん~

北海道 美瑛 くもの木さん 視察1日目
2014年3月21日~22日に第5回「子どものホスピス視察ツアー」が開催されました。
場所は北海道美瑛町で“うねうね畑とくもの月”を運営するくもの木さんです。
くもの木さんが運営するのは子どものホスピスではありませんが、病気の方も障がいのある方も健常者の方も、誰でも泊まれるユニバーサルデザインのペンションです。視察報告をスタッフの青柳が行います!

今回の視察ツアーは旭川空港でランチミーティングをしながらスタートしました!
参加いただいたのはVIVACEのスタッフも含めて7名。
まずは自己紹介を兼ねてツアーに参加した理由を順番に発表したり、甲斐理事長からツアーの流れの説明がありました。

 

7人中5人が食べたイクラ丼…!さすがの美味しさです。

 

空港からバスで美瑛駅に移動し、まずは“美瑛の丘のおもちゃ屋さん”に向かいます。


こちらは竹川さんが営むおもちゃ屋さん。
VIVACEが運営する海の見える森でのツリーハウスのビルダーズスクールに参加いただいたのが縁で、竹川さんと甲斐理事長の交流がスタートしました。
竹川さんは美瑛で子どもたちに農業体験やパン作りなどの自然体験を行う「森のお遊び会」も開催されていて、活動は3年目になるそうです。
“うねうね畑とくもの月”に泊まりに来た子どもたちがここで遊べたら楽しいのでは!?ということでお邪魔させていただきました。

 

たくさんのおもちゃがあります!さっそく大人も夢中。

 

これは手で触った時の感触の違いが楽しめる木のおもちゃ。
病気や障がいのある子も遊びやすいおもちゃだと甲斐理事長が教えてくれました。

 

竹川さんが「森のお遊び会」の活動について詳しく教えてくれました。参加費はお米1合というルールなんだとか!
旭川からお手伝いに来て下さる方もいるそうで、地域に浸透したイベントとなっていることが伝わってきました。

 

たくさんのおもちゃで遊んだ後は、くもの木さん運営のユニバーサルデザインペンション“うねうね畑とくもの月”に向かいます。
美瑛で有名な赤い屋根のお家のそばにあります。真黒な外観はモダンでおしゃれ!

 

中はというと…古材を活かしたおしゃれでかわいい空間が広がっていました!
絵本の中に出て来るような内装に参加者の皆さんの歓声が上がります。まずは施設内部をみんなで見学させてもらいました。

 

入ってすぐのダイニング

 

ダイニングからオープンキッチンが見渡せます。

 

お部屋は3人部屋が2つと2人部屋が1つ。

 

窓からは幻想的な雪景色が見えます!

 

かわいいミラーがあるお部屋もあります。

 

こんなかわいいWelcomeカードも用意してくださっていました!

 

この「ユニバーサルデザインかつかわいい」というのがペンションを運営する黒村桃子さんのこだわり。
例えばお部屋の取っ手が力の弱い方でも開けやすいように、でもデザインもかわいくしたい!ということでこんな素敵な取っ手だったりするんです。

 

お風呂ももちろんバリアフリー。これは脱衣場です。

 

一通り見学させてもらった後はミーティングの開始です。
まずは子どものホスピスについて、甲斐理事長が話すVIVACEの設立経緯を通して勉強し、次に桃子さんからペンションのコンセプトや目標、夢について話していただきました。
全ての方が当たり前に入り混じるユニバーサルデザイン社会を視野に、全国の同様のペンションが出来るように、そして“うねうね畑とくもの月”に露天風呂や離れといった施設を作りサービスも充実出来るようにと、とっても素敵な笑顔で説明してくれました。

 

話の途中でしたが、時間が遅くなってしまったため続きは明日の朝に!ということで、入浴タイム!
お風呂の中もとても広くて、家族で入浴出来ます。
全員済んだところで夕食です。食事はくもの木さんの理事長で桃子さんのお母さんである黒村操さんの手作りです!

 

本日のメニュー

 

ドレッシングなど自家製のものも多く手が込んでいて、全てのお料理がとても美味しくて、レストランのようです!
「このドレッシングを商品化してほしい」という声がたくさん出ました。
ここではホタテと野菜のソテーと豚の塩麹漬の写真をご紹介。思い出すだけでまた食べたいです…

 

こうして1日目は終了。
夜は星がきれいで、月明かりがぼんやりと雪原を照らし、それは写真では撮れない本当に幻想的な景色でした。
絵本の世界に迷い込んだ気分になるくらいでした。

 

北海道 美瑛 くもの木さん 視察2日目
翌朝、部屋の窓からキツネが雪原を走るのが見えました!
真ん中より左よりの黒い影がキツネです。肉眼だともう少しはっきり見えました。

 

まずは朝食から。

 

朝食も絶品です。白菜の甘みがしみ出たクリームスープに自家製パン!
ハッシュドポテトにかかるトマトソースも操さんの手作りです。本当に美味しい!
濃厚な飲むヨーグルトまでいただいてしまいました。

 

お腹いっぱいになったところで、ボランティア体験の1つとして薪割りに挑戦しました。
これがなかなか難しく、腰を入れるのがコツ。うまくいくと気持ちがいい!
私はたった2本の薪割りでこの夜から親指と腕がすっかり筋肉痛になってしまいました…重労働です。

 

体を動かした後は、いよいよ事業収入のポートフォリオをテーマとしたグループワークです。
くもの木さんが団体として目指すミッションとの親和性が高いものか低いものという横軸と、収益性が高いか低いかという縦軸で、ブレスト形式でアイディアを出していきます。
価格設定・集客方法・閑散期の対策・グッズ販売など、多様な視点でアイディアが出され、議論も活発に行われました。

 

最後に集合写真!くもの木さん本当にお世話になりました!

 

“うねうね畑とくもの月”を出て次は富良野にある“ニングルテラス”に向かいました。

 

ここは森の中にコンセプトが異なるたくさんのログハウスが建てられていて、ショップになっています。
全体像を甲斐理事長に説明してもらってから、自由行動!各自マイペースに見学しました。
どことなくツリーハウスのある海の見える森と雰囲気が重なるなぁと思いながら私は見学しました。

 

これで盛りだくさんの2日間の視察ツアーの終了です!
私は視察ツアーには初めての参加でしたが、本当に勉強になりました。

終わりに
ユニバーサルデザインペンション“うねうね畑とくもの月”は12月にオープンしたばかり。
運営者の桃子さん自身が難病を患いながら、「誰でも泊まれるペンションを美瑛に」という夢の第一歩を叶えました。
たくさんの人に来てもらえるように人を増やしてサービスを充実させたり、美瑛の素晴らしい景色を見ながら入れる露天風呂を作ったり、家族でゆっくりできる離れを作ったりと、この先の夢も尽きません。
泊まってみたい!という方、応援したいという方、是非ホームページをご覧ください。
http://unekumo.moo.jp/npo.html

 

私たちVIVACEも「誰でも泊まれる場所」が全国に出来るように支援を続けたいと思います。

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